早朝は湿度もそこまで高くなく過ごしやすい。太陽が昇るにつれて気温がぐんぐん上昇。おお、暑い。メンバーは、DとDのガールフレンドA、弟2人二男のLと3男のJ。ちなみにこの兄弟3人とも医大生。(3男は飛び級を繰り返し、なんと16歳にして9月から兄たちと同じ大学に通うことになったらしい。)そしてペットのラブラドール「タンゴ」。まだやんちゃな幼児期で、なんにでも興味しんしん。
始めの20分は階段らしき「道」を登っていたものの、その後は「道なき道」の岩場を時には両手を使って這いのぼる。途中目下の町を見渡し、ひと休憩。その辺に生えてる木の実をむしりとって「これ食べてみて」と差し出される。味も見た目もブルーベリーみたいで美味しい(写真2枚目)。よくおばあちゃんやおじいちゃんが「私が子供のころは木に生ってるザクロなんかをよくおやつに食べたものよ。」と語ってくれるけど、まさにその感覚。乾燥した場所では足をのせるだけで岩がポロポロ砕けて心臓ばくばく。足を踏み外したら車いす生活が待ってるな・・・・と確信し、都会っ子な自分も再確認。約2時間後、やっと頂上へ。
頂上にはテレビのアンテナと一緒に巨大な白い十字架が3本立っている。3本の十字架=las tres cruces。南米は断トツでカトリック信者が多い。大航海時代にスペインから来た征服者が建てた古い教会がどこの町にもあるし、個人のお家にもマリアさんグッズがよく置いてある。日曜日に山に登るのもカトリック信仰が関係している気がする。処刑前にイエスが十字架を背負って登った山道を追体験するのが目的なのかもしれない。1番ビックリなのが、巨大十字架のそばに、なぜかなぜか、体鍛えコーナーがあって、汗だくでウェートリフティングをするおじさんが数人。山(崖)登りだけじゃ物足りないのか?!恐るべしスタミナ・・・。
十字架の周辺にはフレッシュな搾りたてジュースを売るスタンドが数軒。一体どうやってここまでこのテントを運んだんだ?!山登り前、朝食にマンゴーやパパイヤ、トロピカルフルーツがどしどし出てきたけど、ここでも果物が大発生。この国では、ジュース=100%=その場で果物を絞る、というのが常識になっているよう。コロンビア、水は飲んでも安全とものの本に書いてあった。果物搾り機の周りに虫がちょいちょい飛んでで、衛生状況に若干の不安を覚えましたが、のどの渇きにはあらがえず、マンダリンジュースを一気飲み。ふう、生き返った。タンゴも水浴びで生き返る。3男Jの笑顔がまぶしい・・・。(写真4枚目)日本じゃ見たことない色や形のフルーツが並んでて、名前を教えてもらうも、数の多さに端から忘れてしまう・・・。そ・の・う・ち。
まさか頑丈なジープやヘリコプターが迎えに来てくれるはずもなく、予想通り来た道をそのまま下山。山ヤギにでもなった気分でひたずら茶色い砂石と岩場をてくてくぴょんぴょん。汗だくで無事下山完了。お互い助けあうなかで、Dの弟くんたちともガールフレンドともタンゴとも仲良くなりました。あとは、明日以降の足の筋肉の無事を祈るのみ・・・。
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