谷底に突如現れたカトリックの教会Las Lajas。谷底に降りる前、山の上から移した写真。下の方にグレーの建物見えますか?しかし、コロンビアは「突如」現れる観光スポットがやたら多い・・・。
名前のLajaとはアンデス山脈特有の「岩」のこと。1754年、川沿いの道を南の町にむかって歩いていた母と娘の2人が雨嵐を避けるため岩場で休憩していた時のこと、娘Rosaが突如一つの岩を指さして「マリア様が呼んでいる!」と叫んだらしい。見ると、岩が光を放ち、マリア様の姿が岩にくっきりと映っていたとか。その後、この神聖な岩lajaを取り囲むように建てられた大きなゴシック様式の教会。そのLajaは今でも教会の一番奥、壁の中央に飾られていた。
教会の周り、谷の斜面を散歩。いや、ほんとに谷底にある。エジプトのピラミッドじゃないけど、どうやって材料を調達・運搬したのか。コロンビア国内でもまだあまり知られていないというLas Lajas。おかげで観光客でごった返しておらず、むしろ純粋に信仰のしるしとして訪れるカトリック信者の訪問が多い。教会へと続く石畳道の両側には、カラフルビーズや金属のロザリオがいたるところで売られていて。壁の一部にはマリア様へのお願い事とお礼を描いたタイルが一面に埋め込まれていた。宗教は違えど、お守り売りや絵馬など、日本の神社と習慣のエッセンスはよーく似ている。
これはほんと息を飲むような絶景。教会を見降ろす崖に立ちつつ、今、ここに、こうして立っている自分の存在が不思議に思える。サハラ砂漠に行った時も同じような感覚に襲われたけど、ここに来れて幸せ!とか感動!という感覚に行きつくまでの数分間、目の前に広がる光景をカメラのレンズみたいにひたすら見つめていた。非現実すぎて、まるで夢の中、ベッドから空を飛んできてふわっと着陸したみたい。
若干の高山病に弱るJの腕を支えつつ、黒い石畳の道を戻る。地元民たちがポンチョを羽織っていた。乾燥した冷たい山脈の空気から肌を守るポンチョは生活の知恵。
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