2010年7月7日水曜日

island




La cochaに浮かぶ小さな島にいざ上陸。

島には小さな教会がひとつあり、その他の部分はほぼ手つかずのジャングルが保存されている。明らかに手作りな、木材を並べただけの細い道が島の反対側に繋がっており、360度ジャングルに囲まれたお散歩ができる。生えている植物をよく見ると、ビワの葉みたいに、葉っぱの表面にふわふわした薄い毛の層があるものが多い。植物自体はトロピカルな形や色をしたものが多いけど、標高の高く水に囲まれた環境で寒さから身を守るために独自の進化を遂げたと思われる。

ジャングル細道の真ん中、上を見上げると、木々の枝葉が、タイルの床みたいに互いに絶妙なスペースを残しつつ広がり、湖の風にゆらゆら揺れていた。(写真3枚目)お互いの邪魔をせず、それでいて太陽の光を最大限あびれるように広がっている。人間だったら、相手の顔色を見たり会話を通して、どこまで近づいていいか、距離感を見計らう。近づきすぎると余計な緊張や争いが生まれるし、かといっていつまでもよそよそしくしてると「冷たい」と言われる。木たちもまるでお互いの顔色をうかがいつつ成長したかのよう。アンデス山脈に囲まれた湖に浮かぶ小さな島。厳しい環境が、島に育つイキモノたちに自然と共存の知恵を授けたのかもしれない。

島から村への帰り道、ボートから手を伸ばして湖の透き通る水を指先で触ってみた。思わず手を引っ込めるほど冷たかった。互いに心地よく寄り添う木の気持ちがなんとなくわかった。

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