2010年1月20日水曜日

NYC- MOMA





1月3日、今日のメインイベントはMOMA(ニューヨーク現代美術館)で現在開催されているTim Bartonの展示会を見ること。

MOMAはロックフェラーセンターとPenn Stationの間にある、高層ビルの中に紛れ込む大きななガラス張りの建物。とにかく貯蔵品も人の数も多く、アート好きなら一日丸々潰せそう。ニューヨークアートシーンのメッカ的存在。この日はなぜかヨーロッパからの観光客が大量発生。話す言語でアメリカ人じゃないってのも分かるし、なによりファッションセンスが良い。とくに日頃アメリカ人ばかり見ているとフランスやイタリアから来たのお嬢様方が輝いて見える・・・。

ティム・バートンといえば・・・独自の「毒」をきかせつつも、どこか憎めず愛らしい、まさに彼にしか作れない不思議な世界を作りだずアーティスト。最近は映画「チャーリーとチョコレート工場」なんかが記憶に新しい。今では21世紀アメリカを代表する映画監督の一人だ。そんな彼が今回初めて、しかもMOMAで展覧会を開催。オープニングにはバートン氏本人はもちろん、彼と仕事でもプライベートでも長く親しい関係をもつジョニー・デップ氏も登場し会場が沸いたとか。始まってもう数カ月経つにもかかわらず、いまだに超人気で、前もってインターネットで時間指定の入場券を購入しておかないと、まずは会場内に入れない。バートン氏は知名度も人気度もアメリカでは相当なよう。

展示会の内容ですが、まず彼が青年時代に残した、まさに今日の彼の映像世界の原点となるような貴重なスケッチやエッセーから始まり、ディスニーで働いていたころのアニメ作品、代表作「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の撮影に使った人形やアイディアノート、そして名画「シザー・ハンド」で主演ジョニー・デップが着用した衣装など、2Dから3D、イラストから映像までいろんなアイテムが所せましを並べられている。個人的に気に入ったのは、まだ映画監督として有名になる前に残したイラストレーションの数々。体のパーツを妙に誇張した人体と、ウィットと毒のたっぷり効いたセリフで、人間の本質を描き出すイラストは、ペンでササッと描いただけのように見えるにも関わらず、どれも思わずくくっと笑ってしまうような名作。相変わらずダークなジョーク満載。

ティム・バートンの作品は、どれも見た瞬間「ティム・バートン」だと分かる。キャラクターの性格だったり、映像美だったり、いつもバートン独特の色・臭・音を放っている。そんな彼の世界がどうやって作り上げられたのか、とくに幼少時代~青年時代の制作活動をクロースアップした構想だった。

せっかくやってきたMOMA。もっといたかったけど、今夜はJママ&パパが、お気に入りのタイ風フレンチレストランに連れて行ってくれるということだったので、早めに切り上げ。帰り道、タイムズ・スクエアー周辺で、今年3月に公開されるバートンの最新作'Alice in Wonderland'、そう、またもジョニー・デップを起用した「不思議の国のアリス」のポスターを発見。絶対見よー。

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