12月31日、例年は尾道のおばあちゃんの家へ帰省して、家族みんなでおせちを食べる大みそか。イギリスに住んでた時と中学校受験の年をのぞいて、おばあちゃんのおせちを逃すのは人生で3回目かもしれない。たった3回とは自分でもびっくり。今年はJのお家から車で30分ぐらい、Jのフィアンセが英語の先生をしているNewarkの町の一角にあるポルトガルレストランへ。
Newarkはマンハッタンから川(海峡?)を挟んだところにある町。第一印象、工業&移民。Jいわく、決して治安がいい場所ではない。不法移民のたまり場と化しつつある。アメリカ国内で最大のポルトガル人コミュニティーがある。町の大通りにはスペイン・ポルトガルなど南欧の食材を売るお店や、明らかに南米なカフェやら雑貨店が並ぶ。この町、多分スペイン語で生きていけるんだろな。J一家の住む閑静な住宅地からたった車で30分で、まるで異国に来たかのような違い。これぞ多民族国家アメリカ。
そんなNewarkのなかの比較的安心&クリーンな場所にお店を構える、地元では名の通ったポルトガル料理レストラン。外から見るとなんてことないんだけど、扉をあけると意外と広々。クリスマス・新年用に飾りつけられたテーブル。濃い茶色の木製壁と、細かい装飾の施されたオレンジのタイルが、なんともノスタルジックで、このお店が見守ってきた移民たちの歴史が伝わってくるよう。
JのフィアンセMは両親がスペイン人なので、英語とスペイン語のバイリンガル。ラテンORヒスパニック系のウエイターはMが対応担当。前に聞いたことがあったんだけど、ラテン系のレストランは一人前の量が半端なく多いらしい。・・・正解。私の頼んだ「エビのサフラン風味」・・・バイキングに並べても問題ないサイズ。米ですよ米。これ炊飯器一個分じゃない?!しかも、必要以上にフレンドリーなウエイターいわく、これは単なるサービス大盛りというわけではなく、ラテン系男性はほんとにこのボリュームを平らげるらしい。おそるべし胃袋。アメリカ人より使ってる食材がヘルシーなのが救い。量は多いけど味はピカイチ。
ポルトガル料理といえば・・・、イギリスにいたとき家族で1週間ポルトガル南部に滞在したときに食べたシーフード料理を思い出す。決して料理がおいしいとは言い難い大英帝国の食文化に慣れつつある中、ポルトガルのとれたて海の幸を口にした時の感動は計り知れなかった。家族みんなで頼んだカタプラーナ、覚えてますか。Newarkでレストランのメニューに目を通しながら、はるか海の彼方、家族の思い出にしばし浸る大みそか。楽しかった旅行の思い出っていつまでたっても色あせない。
0 件のコメント:
コメントを投稿