2010年5月27日木曜日

exit through the gift shop



Weezerの後、DCのEストリートにあるインディー映画やをメインに扱う映画館、その名もE Street Cinemaへ急ぐ。

Banskyって知ってますか?ロンドンを中心に活動する覆面芸術家。プロフィールや活動の全貌はすべて隠されていて、年齢も本名も不明。ストリートアート、グラフィックアートを世界各地にゲリラ的に制作。ステンシルを使った、反資本主義や反権力などけっこう政治的メッセージの強い作品が多い。大英博物館やメトロポリタンミュージアムなど、有名どころの展示室に無断で自分の作品を持ち込み展示し「芸術テロリスト」との名も。一方、現代美術コレクターの中では知名度も高く、作品はかなりの高額で売買されている。


そんなBansky氏、今回なんとドキュメンタリー映画を初監督。世界数都市で期間限定で上映されていて、DCはこの日一日限り。グラフィックデザイナーの中ではかなり話題になっていて、わざわざアジアからNYに見に来るひともいるとか。内容は、サンフランシスコ在住のなぞのフランス人がひょんなことからストリートアートの世界にはまり、Banskyの活動を自分のカメラで記録しようとするという流れ。どこからどこまでが本当なのかまったくの謎。予想に反して館内ほぼ貸切状態。


街の寝静まった深夜、こそこそ繰り出し、壁に道路に自分の世界を映し出すストリートアート。どうやって生み出されるのか、制作のプロセスを生で見ることはめったにない。Banskyレベルになると「迷惑ならくがき」というよりは街の壁画。Banksy自身はこのドキュメンタリーを「決して映像化できないモノを映像化しようとして失敗した男の物語」と説明。


映画観賞後、メトロの窓から見えるグラフィティーが今まで以上に目に着く。いつかあなたの街にもBanskyがやってくるかも。

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