12月3日木曜日、朝から活動的に、プライベートインストラクターと化したフレンチTと共にジムのプールへ。その後、DCの美大に通うTのお姉ちゃんがたまたま遊びに来て3人でインド料理を食べに。木曜は最初の授業が3:30PMからと、一週間で唯一ゆっくりできる日なのだ。
そんなこんなで寮に帰ると、アメリカ到着時からの命の恩人Tが、廊下に立ってなにやらチケットをぴらぴらしている。'do you wanna go see the national christmastree lighting ceremony?' 事情を聞くと、毎年ホワイトハウスの前に大きなクリスマスツリーが設置され、大統領自らが点灯するセレモニーが行われるらしい。点灯式の模様はアメリカ全土にテレビで中継される。
チケットがないと会場内にすら入れないこのイベント。なんと、Tの実家のご近所さんが抽選が当たったらしく、チケット5枚をTのママが、「留学生たちに是非ともクリスマスツリーを見せてあげたい!」と持ってきてくれたらしい。しかも、チケットには黄色とブルーがあって、私たちがゲットしたのはよりツリーに近い黄色エリアのもの。
ホワイトハウスのツリー?!2回目の生オバマ?!・・・・・行くしかない。さっそく教授に連絡。「すばらしい文化体験だ。授業はいいからぜひ行ってきなさい。」・・・・あっさりOK。行ってきます。
ゲートは3時半に開く。幸運にもチケットを授かったメンバー5人の集合を待ち、防寒完備し、いざ出発。地下鉄でふと時計を見るとすでに4時20分。ゲートは4時半で閉まると書いてある。・・・やばし。ここまで来て見れないとか悲しすぎる。ということで、仕事帰りのビジネスマンをかき分け、駅からホワイトハウス目指しダッシュ。12月にも関わらず汗だく。なんとか間に合ったと思ったらすでに長蛇の列が。セキュリティーを通過し、ついに到着。
点灯前のツリーが見える。モールのモニュメント(鉛筆みたいな柱。DCのシンボルの一つ。)が夕日に反射してキレイ。日もようやく傾き、点灯まであとちょっと。
セレモニー開始。ホワイトハウスの世話役的おじちゃんのあいさつ、下位政治家のお話、そしてついにオバマファミリー、副大統領ファミリーの登場。ひゅーひゅー。2人のお嬢さんもおめかししてステージに。意外とあっさり終わったツリー点灯の後、各種アーティストのパフォーマンスが始まった。映画『ドリームガールズ』で一躍有名になったジョーダン・スパークスや、もはやアメリカ歌謡界の大御所的存在シェリル・クルーが登場し、寒空にあったかいクリスマスソングが響く。極めつけはミシェル・オバマによる、クリスマス童話の朗読。みんなのママ的演出。
印象的だったのが、ほとんどのアーティストが、決まって「アメリカ国外で頑張っている兵士のみなさんにこの歌をささげます」といって歌い始めたこと。いいか悪かはさておき、日本じゃぜったいのぜったいにあり得ないこの発言。
手足が半端なく冷えてきたので、ミシェル・オバマのありがたき朗読を聞きながら会場を後にし、一路ぽかぽかスターバックスへ。棚から牡丹餅の思い出深い夜になりました。
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