2010年11月6日土曜日

caron cooper's cooking class-1




11月1日、カフェBeaux-Raisinsでアフタヌーンティー講座が開催されました。

月一回企画しているカルチャーイベントのひとつ。今回はイギリスの美しい田園地帯コッツウォルズ地方でファームハウス(日本で言う民宿みたいなお宿)のオーナー兼シェフを勤めるCaron Cooperさんを講師にお迎え。イギリス式紅茶の入れ方とそれに合うお菓子のレシピを紹介していただく。今回のわたしの仕事は通訳。コッツウォルズはイギリスに住んでたころ家族で旅行したことがあるため、なんか親近感がわき仕事意欲もアップ。「ピーターラビットの里」として日本人観光客が激増する湖水地方、その次ぐらいに人気なのがこのコッツウォルズ。石造りの家、緑の芝生、小川にかかる橋・・・・まるで絵本の世界に迷い込んだかのような、ほんとにキレイなところです。

キャロンさんの経営するFoss Farmhouseは、彼女のこだわりインテリアやお庭、地元食材をつかったお料理をはじめ、心こもったおもてなしが評判を呼び、世界各地にファンがいるらしい。日本の皇族がコッツウォルズを訪れた際にも、キャロンさんの宿に滞在し、アフタヌーンティーを楽しまれたとか。ホテル経営の前はアンティークのディーラーをしていたというキャロンさん。そんなわけで彼女の経営するFoss Farmhouseはかわいいヴィンテージの雑貨がいっぱいで、門をくぐるとおとぎの国のような別世界。写真を見てるだけでこだわりとかわいさがジンジン伝わってきます。そんな彼女のライフスタイルそのものがイギリスでも注目を浴び、BBC放送でも取り上げられるほど。日本でも「英国田園風景」という、カントリーライフにまつわる本を出版している、かなり大物ゲストなのだ。

実際に会ってみると、その輝かしいキャリアとは結びつかないほど、ぜんぜん気取っていない、本当に素朴でチャーミングな人。いつも回りに気遣いを忘れず、でも料理職人としてのこだわりはとことんもってて一切の妥協もなし。「なんでも自分で工夫して、かわいくして、みんなに喜んでもらうのがうれしいの!」というキャロンさん。人とのつながりを大切に、ただ自分がやりたいことをがむしゃらにやってただけなのに、気づいたらこんなに世間から注目されるようになちゃった、と自らもびっくりしていた。

10月31日イベント前日、午後から広島入りされたキャロンさんと助手のOさん。その日のうちに材料の下準備やテーブルセッティングを行う。ピンクのフラワーアレンジメントも飾られ雰囲気ばっちり!準備作業がすべて終了したのはほぼ深夜近く。隅々まで妥協をゆるさないキャロンさんのプロ意識。「最終的にものごとを完璧にするのは、ちいさいちいさい細部の積み重ねなのよ。だから私はどんな細かいことにでも情熱をそそぐの。」彼女のおもてなしがあちこちで評判を呼ぶのは、彼女がこういうちいさな努力の積み重ねを惜しまないからかもしれない。

そして迎えた当日。料理教室の通訳は今回が初めて。お菓子のレシピだけに、お砂糖ひとつをとっても、グラニュー糖やら粉砂糖やら上白糖やら種類があって、sugar一筋というわけには行きません。お菓子専門用語を予習しておき、一応レシピも復習。内容とともに、このチャーミングなキャロンさんの人柄そのものが伝えられる通訳になれますように!

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