2011年3月9日水曜日

アートルネサンス

2月17日、袋町のまちづくりプラザへ、「アートルネサンス」展をふらりと見に行った。

今回初めて足を運んだのですが、フレッシュなエネルギーはじける、印象的な展示会だった。
飾られてるのは、知的・身体的障害を持ったアーティストたちの作品。NPO法人ひゅーるぽん主催。
会場に入るなり、動物や魚など、ヴィヴィッドでカラフルな生き物たちがずらり。

大胆な形、勢いあるライン、ダイナミック!
2枚目、ダンスしてる人が、ほんと踊ってる感じ。楽しそう。岡本太郎チック。その下は「くだもの」という作品。



かと思いきや、限りなく細かい点描があったり、丁寧に重ねられた無数の形があったり。
草間弥生チック。


確か、「光のいなずま」という作品。よく見ると、クルクル丸めた紙が渦巻状に並んでる。細かい!


そしてなにより、カラフルカラフルカラフル。ポール・スミスも顔負け。
上から「ネコの顔」、「ぶどうアイス」


手をつかって描いたというこの作品、アメリカの抽象表現派、アクションペインティングチック。「船」


絵画のほか、3D作品も。「ジョン・レノン」、「タコ、すくなくともウニ」




ところで、パウル・クレーっていう画家をご存じ?
ちょうど第二次世界大戦のころ活躍し、バウハウスの教授もしていたスイス出身の画家。たしか、ドイツで、カンディンスキーたちの「青騎士団」っていう美術流派に属してた。
クレーは、子供や知的障害者のアートを、何より大きなインスピレーションにして、生涯をかけて彼らのスタイルに近づこうとしていた。だから、クレーの作品を幼稚園児の描いた絵の横にならべても、どっちがどっちかほとんど分かんない。

クレーが夢中になったのは、子供や知的障害者の作品のもつ、無垢さと大胆さ、らしい。
先入観がなく、感受性豊か。
描いた時に動いたカラダの軌跡を感じる、勢いある線や形。

アートルネサンスを見て、クレーの言ってた彼らのアートの魅力がなんとなく分かった。

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