2010年12月18日土曜日

『小さな村の小さなダンサー』


12月11日、先月オープンしたての「八丁座」で公開中の映画、『小さな村の小さなダンサー』を観てきました。

・・・感動。久々に映画で泣けた!

主人公リー・ツンシンは、1961年、中国・山東省(ど田舎)で7人兄弟の6番目の息子として生まれる。家族は貧しい農家。村の学校に通いつつ、両親の畑仕事を手伝う、どろんこでほっそりした少年リー。そのころ首都北京では毛沢東が政権を握り、「革命」一色の世の中。まさに、激動の時代。

そんなある日、北京からやってきた政府派遣団にリーがスカウト(というか、もはや誘拐)される。彼は11歳で親元を離れ、北京の舞踏学校でバレエの英才教育を受けることになる。一族の誇りとして、中国希望の星として、肉体も精神も一切妥協無しの厳しい訓練の毎日。

やがてたくましい青年に成長したリーは、高度な技術と豊かな表現力をもったすばらしいバレリーナになる。そして、中国を訪れていたアメリカヒューストンの名門バレエ団の主任ベンの目に留まり、アメリカでのバレエ研修に参加することになる。

中国で教え込まれた共産主義と、アメリカで目の当たりにした自由。
ステージで優雅に舞いつつ、いつも心にひっかかるのは故郷の家族のこと。
自分のやりたいダンスのできる国アメリカ、しかしそれは祖国を捨てること。。。

故郷のために、家族のために、そして自分のために、踊る。
一度もバレエを見たことない少年が、大きな夢に向かっていく奇跡の実話。。
オーストラリアでベストセラーとなったリー・ツンシン自身の自伝に基づいてるよう。

バレエ好きはもちろん、中国の近代史に興味のある人、夢にむかってがんばってる人・・・
オススメ!

映画の後、今日はチャイニーズ漬け!ということで、中華料理屋さんへ。オーダーを取りに来た男の子が、どうも中国人留学生らしく、彼の中国語ナマりにドキッ。ときめきました。

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