・・・・宿題がたまってる!!!小学生の夏休みのような、この焦りよう。もっと早くはじめとけば・・・、と人生これまで何回反省したことか。
イギリス文学史のレポート。
今回チョイスしたのは、Thomas Hardyの代表作の一つ『テス』、上・下の2巻。
ハーディーは、19世紀の後半、ビクトリア朝後期の作家。
長い小説だけど、1巻の真ん中ぐらいから、ドドーーっとハーディーの世界にはまって、一気に読めた。
というか、もう先が気になってしょうがない!
一言で表すなら、「悲劇」。ロミオとジュリエットどころじゃない不幸の連続。
「もうやめてあげようよ、テスをそっとしとこうよ。」と独り言を何度もらしたことか。
少女時代、突然に彼女を襲う悲劇。そこから立ち直り、前に進むとまた悲劇にぶつかる・・・・。
皮肉なまでの悲劇の連鎖。そんな運命に翻弄されつつも、自分の信念にまっすぐな主人公テス。そのまっすぐさが最終的に彼女の破滅を生む。
このどこまでも悲観的な世界観はどこから生まれたのか。
19世紀後半といえば、1859年、ダーウィンの『種の起源』が出版。
この生物学の歴史的大発見は、文学の世界にも大きな影響をあたえた、と言われてる。
ダーウィンが証明したのは、生物は神が作ったんじゃないってこと。そして、人間も動物ってこと。
『種の起源』は、神が万物の創造主と信じる、キリスト教の伝統的な価値観を、まさにぶち壊した。
神のいなくなった世界。
人間も自然の一部。動物となんら変わらない本能を持ってる。
運命の力には逆らえない。・・・ちっぽけな人間・・・・。
これがハーディーの、悲観的なものの見方。だと思う。
当時、こういう彼の世界観は世間から拒絶され、彼の本は燃やされたとか。
いや~、時代が変われば、ものの見方もこんなに変わるもんなんですね。
『テス』、オススメです。教授が「一番好きな本の一つ」って紹介したのをきっかけに読んだんですが、良かった!
お勉強のおとも、チョコ。脳よ目覚めよ、糖分摂取!
11月ごろ、ベルギーのお土産でいただいていたチョコの箱を発見。
Jean-Philippeというチョコラティエのもので、小さな玉手箱のような、この完成度。
チョコの中身が全部違ってて、食べるごとにフレッシュな幸せがお口にフワ~。うふふ。
『テス』のにがいにがい悲劇に感傷しつつ、あまくとろける味覚。がんばれ私の脳。今夜は徹夜かー。
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