10月12日、DCのヒップでおしゃれな高級住宅街Adams Morganに向かう。そう、今日はSmithonian Projectのインタビュー第一弾が、ここアダムスモーガンに住むMr.Chawの自宅マンションで行われるのだ。メトロの駅で集合し、いざお宅へ。この近辺でも古くからある有名なマンションらしい。
Mr.Chawはサンフランシスコ出身の中国系アメリカ人2世。今はDCでフードケータリングのビジネスを営んでいる愉快なおじいちゃん。もっと詳しく紹介すると単行本の上・中・下ができそうなぐらい、彼の人生そのものがアジア系移民の歩んできた歴史の一部みたいだ。
今日は初めてということもあり、院生のJとKさんが担当。Mr.Chawの用意してくれたスナックをつまみ一同打ちとけ合ったところで、カメラを設置しインタビュー開始。高齢者に特有の話題ぶっ飛び話術もはさみつつ、古いアルバムのページをめくるように、自分の目で見てきた初期移民たちの姿や家族のことを語るMr.Chaw。ドキュメンタリー映画を見ているようだった。
話題が食べ物のことになるとさらにヒートアップ。白人系アメリカ人の家庭では家族みんなでハグをしたりキスをしたり、感情表現が豊か。一方、中国人の家庭では目に見えるかたちで激しい愛情表現はしないらしい。少なくともMr.Chawの幼少時代には。そのかわり、彼のお父さんは料理を通して家族への愛を示していたという。決して経済的に豊かではなかったけど、手に入る材料を何時間も煮込み、特製スープを作ってくれたという。Mr.Chawも父といっしょに台所に立ち、料理を通して父と息子の絆を深めたのだそう。そんなあったかい思い出と、現在の職業があいまって、とにかく食べ物にはうるさいフランクリンさん。行きつけのレストランに行くと、自ら厨房に乗り込み、シェフと握手、食材を吟味した上で注文するらしい。気合いが違います。
インタビュー終了後、お手洗いを借りようと8階のお部屋へお邪魔。・・・映画観賞が大好きというだけあって、DVDやビデオの量がすごい。壁中に張られたスクラップや白黒写真も、独特の雰囲気を醸し出している。フランス映画にでも出てきそうなお部屋。こじんまりとしつつも住人のオーラを100%映し出した空間だった。
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