2011年4月14日木曜日

北九州

4月9日土曜日、講演会をききに、北九州にやってきた。

小倉にNavel Greenっていうレストランや美容院、ウエディングをも手掛けるお花屋さんがある。
フラワーアレンジメント教室や、会員さんと行く世界の庭をめぐる旅など、
カルチャー発信も充実した、みどりいっぱいの、センス抜群な総合施設。
わたしのバイト先の草花や壁面緑化をすべてプロデュースしているのが、ここ。




いつも名前はきいてたけど、Navel Green訪問は今回初。
一歩足を踏み入れると、まるでイギリスのカントリーサイドに迷い込んだよう。
国道沿いにありながら、異空間。ランチに敷地内のちいさなレストランで、ガーデンサラダ♪


さてさて、NHKの「猫の手かえるのしっぽ」っていう番組に出てくる、ベニシアさんってご存知?
今日は彼女の講演をバイト先のオーナーと聞きに来た。


ベニシアさんは、けっこう年配のイギリス人女性で、元は皇族出身(と今日知った)。
18歳のころ、ビートルズの影響で、インドや東洋の思想に興味を持ち始めて、
階級制の残るイギリスから抜け出したくて、ヒッピーみたいに友達をバスを借りて、ユーラシア大陸を横断。映画みた~い。
インドを経て、ポケットの中の500円と体一つで、日本に上陸。それから、はや数十年。
現在は京都の郊外、大原にて、自ら改築・修復した古い日本家屋に住んでて、
夢のイングリッシュガーデンを完成させ、ハーブをつかったオーガニックな暮らしを送る女性。

そんな彼女のロハスな暮らしが紹介されてるのが「猫の手かけるのしっぽ」
何回か見たことあったけど、単に植物だいすきなおばちゃん、ぐらいにしか思ってなかった。

今回間近におはなしが聞けて、おもしろかった!
西洋のハーブや庭園も、東洋医学も、オリエンタルな思想も、環境のことならなんでも・・・
とにかく物知りで、勉強熱心で、それでいて自然体、チャーミングなひとだった。

それにしても、プラスチックや香料など、化学成分をほぼ一切使わない彼女の徹底ぶりはすごい。
産業革命より前の中世の文献を集め、ハーブや薬草を使ったお茶やせっけん、ローションまで作る。
みんな、そんなオーガニックな生活にあこがれはするけど、実践するには至らない。

いろんなおもしろいエピソードがあったけど、一番印象的だったのは、
なぜ彼女がそこまでガーデニングにはまっていったのか。

「人間はいつでも考え事をしています。同じ問題一つにつき、平均して90000回考えると言われています。
そうやって頭の中であーでもないこーでもないって考える、もちろん大切なことだけど、
その間、現実にはどこにも進んでないでしょ?『今』を生きてないでしょ?
・・・私の場合、庭仕事をやってる時っていうのは、頭の中がそういう果てしない悩みから解放されて、
ただ『今』を楽しんでるっていう感覚だけなのよ。」

彼女にとってガーデニングは煩悩からの解放。。。
確かに、私もピアノを弾いたり、絵を描いたりしてる時って、ただ作業に集中、
あっという間に時間がたってて、区切りがいいとこまで終わったら、頭がスカッとする。リフレッシュ。

それにしても、緑にかこまれてリラックスする午後の数時間は、ほんとに気持ちいい♪
花粉症はなくってよかった~、つくづく・・・。

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